12月京都の見逃せない歳時

12月の京都は観光客比較的少なくて実はとってもおすすめ。

場所によって、紅葉もまだまだ残っていたり、ライトアップがあったりと、とっても穴場な季節なんです。

さらに、年末にかけて行事やイベントが沢山開催されます。

身も心も引き締まる凛とした空気の中で、あなたの知らない古都の風景を発見できるかもしれません。

いくつか、著名なものをピックアップしてみました。京都の冬を是非、訪れてみて下さい♡

■大福梅の授与

大福梅は、北野天満宮の境内で調製された梅6粒ほどを裏白を添えて奉書紙で包んだもので、招福息災を願い、元旦の祝膳の初茶として飲むと邪気を払い、その1年を健康で長生きに過ごせると伝わるものです。授与期間としては事始めの12月13日~31日まで社頭で授与されますが、数に限りがあるので、終い天神の25日頃までに終了することもあります。大福とは、梅を入れた茶を服して天皇の病が平癒した故事にちなんだ“王服”より転訛したもので、吉祥の意味が込められたおめでたい縁起物として昔から京都に伝わる慣習の一つです。

日程 2019年12月13日(金)~31日(火)
8:30~ ※なくなり次第終了
料金 700円
場所 北野天満宮

■終い弘法

「弘法さん」の名で親しまれる東寺の弘法市。1,000以上の露店が軒を連ね、多くの人で賑います。8:00ごろにはすべての店開きが完了。毎月21日に開催される市ですが、最終月は「終い弘法」と呼ばれ、師走の恒例行事となっています。味わい深い陶器の皿や古着、レトロな昭和の雑貨など、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。

日程 2019年12月21日(土)
8:00~16:00
料金 無料
場所 東寺[教王護国寺]

■千本釈迦堂の大根焚き

「千本釈迦堂」は通称で、「大報恩寺」が正式名称です。大根焚きは、鎌倉時代に茲禅上人が大根の切り口に梵字を書いて魔除けとしたのが始まりです。今も梵字を書いた大根を加持祈祷した後、切り分けて炊き込んでいます。古くから諸病除けに良いと信じられてきた大根をいただくと、冷えた体も芯から温まります。

日程 2019年12月7日(土)・8日(日)
10:00~16:00
料金 境内無料、大根焚き1,000円
場所 千本釈迦堂[大報恩寺]

知恩院の除夜の鐘

大晦日の夜に鐘の音を聞くことで、一年間の煩悩を払いのけ、清らかな心で新年を迎える除夜の鐘。知恩院では22:40ごろから108回の鐘が撞かれます。寛永13年(1636)に鋳造された銅鐘は、日本三大梵鐘ともいわれ、総勢17人の僧侶が、「えーいひとつ」「そーれ」と声を掛け合って打ち鳴らすと、余韻を引く厳かな音色が辺り一帯を震わせます。一般参拝者は鐘を撞くことは出来ませんのでご注意ください。

日程 2019年12月31日(火)
料金 無料
場所 知恩院

 

■その他の12月の催事情報は下記リンクからご覧いただけます!

https://souda-kyoto.jp/travel/saijiki/12_main.html

[Blog] 京都紅葉の見頃情報2019

気温がぐっと下がり、紅葉が美しい時期になりました。

真っ赤に染まる紅葉は、何故か心を惹き付けてやまない美しさがあります。

京都にお越しの際は、京都の美しい紅葉を絶妙のタイミングでご覧ください。

名所から穴場まで約70カ所の紅葉の色づき状況をレポートしてくれるサイトがあります。下記の画像をクリックしていただくとリンク先に移ります。

https://souda-kyoto.jp/travel/koyo/

[Blog] 不思議の国のあなた

NIMON文庫の表紙が新しくなりました。題して、「You in Wonderland NIMON KYOTO 邦題:不思議の国”NIMON KYOTO”のあなた」

貝の部屋は、虎さんが表紙。
羽の部屋は、トナカイさんが表紙。
どちらも眼鏡をおかけになっています。

人というのは、不思議なもので、人間の姿をしていても虎のように虎視眈々と虎が獲物をねらって鋭い目でじっと見下ろすように、機会をねらって油断なく形勢をうかがっているような生き方をされている方もいれば、トナカイのように俊敏に何事もこなす方もいて、本の表紙のようになんだか動物の性質を当てはめられたりします。

それは、その方の持って生まれた性格かもしれませんが、もしかすると経験の上に作られたものなのかもしれません。

旅に出る時、おそらく人は、その人本来の姿に戻るのではないでしょうか。

そうした中で経験することは、その方だけのものですが、少しだけシェアをしていただけるのであれば、世の中はもっと面白いことになるかもしれません。

「事実は小説より奇なり」という言葉があります。

あなたのワンダーランドを少しだけシェアしてみませんか?

そして世界各国の方の物語といっしょにNIMONに宿泊された方だけのストーリーを刻んでみませんか?

内容は全く自由です。

宿泊された感想から、あなたの物語。

なぜ京都にいらしたのか、等々。

「You in Wonderland NIMON KYOTO 邦題:不思議の国”NIMON KYOTO”のあなた」にあなたからの一筆をお待ちしております!

[BLog] 雨上がりの日に見る幻想的風景

本日は、京都から古都の風をお届けいたします。

台風が過ぎ去りましたが、ぐずつくお天気が続いています。

昨日の天気予報では、今日のお天気は曇りだったのですが、朝からどしゃぶり。

東京からのお客様が昨日、「今日の京都の天気かどうですか?」と聞かれて、「天気予報では曇りです。雨は降りません。」と言ってしまったのが嘘になってしまいました。
大変申し訳ない。

この雨は、一時的で、すぐにやんだのですが‥。

ご旅行中に雨。

嬉しくないですね‥。

しかし、雨だからこそ、京都ならではの情緒ある風景も楽しめます。

画像がわるいですが、写真は、嵐山。

雨上がり、もやがたちこめて、そのなかから船がゆっくりと見えてきます。

幻想的とも言えるこの風景。

タイムトリップしたような感覚におちいります。

また、雨上がりは、虹がみえたり、しっとり潤った苔の庭なども美しいです。

雨の日でもぜひお宿にこもってないで、出かけてみて下さい。

雨の降る時しかみられない一瞬に出会うかもしれません。

NIMON KYOTOスタッフ一同皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

※撮影者:NIMON スタッフ4月に撮影